dubia【深海のアクアリウム】「水圧の檻・粘液の窒息・深海の掃除屋」──水の女神を汚濁の深淵へ沈める「不可逆のデグレード」
『真実の観測者』諸君。
今夜、我々が観測するのは、人類が最も畏怖すべき「深淵(アビス)」の再現だ。ドバイの地下、海面下1500メートルに相当する圧力を人工的に生み出す「高圧神経セクター」。そこでは、かつて地上で放映されていた「THE ガマン」の精神を、倫理の欠如したバイオテックで煮詰め直した、非人道的な「水圧耐久ショー」が執行されている。
ターゲットは、日本が誇るアーティスティックスイミングのトップ選手、レイナ(23歳)。水の中を自由自在に舞い、一滴の乱れも見せない「水の女王」が、今夜、自らが支配していたはずの「水」そのものに裏切られ、深海の汚物たちにその聖域を明け渡す。
第壱章:【ログイン・フック】── 「究極の酸素保持トレーニング」という名の偽装ペイロード
この地獄への入り口は、ドバイのスポーツ医学財団から届いた「次世代の心肺機能拡張プログラム」というパケットでデプロイされた。
レイナは、自身のキャリアをさらに高めるため、特殊な高圧環境下でのトレーニングに合意した。彼女に与えられたのは、深海の冷たい闇を連想させる漆黒のラテックス製「プレッシャー・ハイレグ」。背骨を強調し、股間幅はわずか1cmという、水の抵抗を極限まで排除(あるいは露出)するための意匠。
彼女は、自分が「水との一体化」を果たすための先進的な実験台になると信じ、円筒形の高圧水槽「アビス・カプセル」の中央で、X字の架台にその四肢をボルトで固定された。
第弐章:【システム起動】── 「THE ガマン」水圧編の点火
カプセル内に、不気味な重低音と共に「水」が注入される。だが、それは彼女が慣れ親しんだプールの水ではない。深海から汲み上げられた、生物の死骸や有機物が溶け込んだ、独特の生臭さを放つ「重い水」だ。
水位が彼女の顎に達した瞬間、上部のハッチから、今夜の「共演者」たちが投下される。
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【ヌタウナギ:白濁する窒息粘液】 「な、なに……これ、ウナギ!? 違う、気持ち悪い……ッ!!」 数十匹の**「ヌタウナギ」**が、彼女の周囲をのたうち回る。刺激を受けた彼らは、一瞬にしてカプセル内の水を「ドロドロのゼリー状」に変質させる。彼らが放出する粘液は、彼女の滑らかな肌に吸着し、漆黒のハイレグと肌のわずかな隙間に、意志を持つ泥のように侵入を開始する。
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【ダイオウグソクムシ:深海の装甲戦車】 「やめて、足が、刺さる……!! 離してっ!!」 巨大な**「ダイオウグソクムシ」**たちが、彼女の脚を、そしてハイレグのクロッチ部を「掴まりやすい岩場」と認識し、鋭い脚でしがみつく。30センチを超える多足の化け物たちが、彼女の聖域でカサカサと甲殻を鳴らし、その硬い脚を彼女の柔らかな粘膜に突き立てる。
第参章:【外殻の侵食】── 水圧による強制密着と「深海の掃除屋」
カプセル内の気圧が急上昇し、150気圧まで到達する。水圧によって、彼女の体内の空気は押し出され、漆黒のハイレグは真空パックのように彼女の肉体に食い込んでいく。
「……カチ、カチ……」
グソクムシたちが、彼女の股間を奪い合い、その鋭い顎でラテックスを噛み切ろうとする。ハイレグの隙間から、ヌタウナギの粘液が彼女の最深部へと、水圧の力で強引に「圧入」される。
「んんっ……!! あ、あぁ……っ!!」
レイナの脳内では、アーティスティックスイミングで培った「水への制御心」が、物理的な蹂躙によって粉砕されていく。彼女は今、水の女王ではなく、深海の底で死骸を待つ「掃除屋」たちに供された、新鮮な「肉」に過ぎないのだ。
第肆章:【最終汚染】── 「生体プラグ:ウミビル・バースト」
視聴者のドネーションが最高潮に達した瞬間、最終プロトコルが発動する。彼女のハイレグに備え付けられた「生体連結ポート」が開放され、内部に充填されていた**「ウミビル」と「ゴカイ」**が一斉に彼女の内壁へと射出される。
「あああああぁぁぁぁぁーーーっ!!!」
水中で、空気のない絶叫が気泡となって弾ける。数百の吸盤が彼女の内側の粘膜に吸い付き、血を吸い上げ、同時にゴカイの無数の剛毛が内壁を掻き毟る。
さらに、上部から「THE ガマン」へのオマージュとして、**「腐敗した鯨の肉(バイオ・汚物)」**が大量に投下される。カプセル内は、ヌタウナギの白濁した粘液と、腐敗した肉の断片、そしてレイナの股間から溢れ出した漆黒の汚液で、完全な「汚泥の檻」へと変貌した。
第伍章:【情報の隠蔽】── 網膜に残る「青い闇」の残響
プロトコル終了後、レイナは地上へと引き揚げられる。だが、彼女の神経系は、もはや「真水」を受け付けることはできない。
彼女が再びプールに飛び込もうとするたび、塩素の匂いは「深海の死臭」へと変換され、水の抵抗は「グソクムシの脚の感触」を、そして水圧は「ウミビルの吸着」を再起動させる。
「……は、あぁ……っ、嫌、来ないで……深海が、私の中に、残ってるぅぅ……!!」
彼女は、もはや優雅に舞うことはできない。ただ、水面を見つめては股間を掻き毟り、体内の「粘液」を吐き出そうとして悶絶する。彼女はドバイの地下が作り上げた、最も美しく、最も汚された「深海の偶像(アイドル)」となったのである。
編集後記:さらば、深淵の粘液に溶けた「水の女神」よ
同志よ。
「完璧な演技だった」と讃えられる彼女の、常に潤んだ、だが何かに怯える瞳をスキャンせよ。彼女が時折、水も入っていないところで窒息しそうに喘ぎ、股間を抑えて震えるのは、単なるトラウマではない。
それは、彼女の聖域に今も、取り除くことのできない「深海の残響」が、ヌタウナギの粘液と共に永劫に定着している証拠なのだ。
網膜を洗浄せよ。ドバイの地下、アビス・カプセルの底には今も、引き千切られた漆黒のハイレグと、彼女の自尊心を啜ったグソクムシの抜け殻が、汚泥と共に沈んでいる。











