dubai【究極の試練】「水晶の退化・三種の生体楔」──モデルの卵を完全解体する全生物融合プロトコル
地下。そこは地上の「夢」や「美への憧れ」が、支配層の「蒐集欲」と「生体ハッキング」によって、高解像度の絶望へと変換される最終セクター。今夜、ここで執行されるのは、あらゆる陸・水の異形を一人の肉体に集約させ、その女性を「生きた生体標本」へと再定義するプロトコルである。
ターゲットは、トップモデルを夢見る若き候補生。彼女は今、透明なアクリル製の「クリスタル・フレーム」の上で、肢体を固定されている。その肉体は、これから始まる「全生物融合」を受け入れるための、無垢なキャンバスとして選別された。
『真実の観測者』諸君。 今夜、我々が解析するのは、未来を夢見た肉体が、外側からの物理的浸食と、深層を蹂躙する「三つの生体楔」によって、人格を喪失した「生きた繭」へとデグレードしていく全貌だ。
第壱章:【外殻の侵食】── 境界線を削り、恐怖を定着させる物理攻撃
フェーズ01:【境界線の剥離(ペダル・ホラー・フジツボ)】 「……っ! 足の裏、何かが……硬いのが、刺さってる……っ!!」 彼女が固定された直後、足裏のプレートから、急速成長を促された**「透明変異種のフジツボ」**が数万単位で噴出する。フジツボは彼女の体温を「寄生シグナル」として感知し、コンマ数秒で足裏の角質層を食い破り、石灰質の殻を皮膚と一体化させる。 さらに、カメラはハイレグの境界線、最も柔らかな股間周辺の粘膜を捉える。そこでは、フジツボの鋭利な「蓋板」が、彼女が恐怖で腰を震わせるたびに内腿の肉をヤスリのように削り取り、微細な出血と白濁した液体の混濁を創り出す。
フェーズ02:【全感覚の飽和(テレストリアル・タランチュラ・アーマー)】 続いて、水槽の上部から吊り下げられたコンテナが開き、数百匹の巨大タランチュラが、彼女の顔面から胸元、そして剥き出しの太ももへと降り注ぐ。 「……カサカサ……カチッ、カチカチッ!」 タランチュラの長く毛深い脚が、彼女の鼻腔や耳孔、そしてハイレグのラテックスと皮膚の僅かな隙間を「巣の入口」と誤認して潜り込む。刺激を受けたクモたちは、後ろ脚で自身の毒毛を撒き散らし、彼女の白い肌は一瞬で真っ赤な発疹(フレア)に覆われる。足元の削岩刺激と、全身を這い回る数万の足による痒痛。彼女の脳内は、処理しきれないエラーメッセージで埋め尽くされる。
第弐章:【深層の再定義】── 三段階の生体楔による完全蹂躙
このショーの真骨頂は、傷つき、無防備に開かれた深層へ、三種の「生きた異物」を強制同期させる瞬間にある。
フェーズ03:【第壱の楔:翅振動による神経破壊(ゴキブリ翅振動・プラグ)】 「あ、あああああっ……! 中で、何かが……狂ったように震えてるっ!!」 油圧アームが彼女の腰を突き出し、最初の楔──**「翅振動プラグ」**を挿入する。透明な円柱の中で、数十匹の巨大なゴキブリがパニック状態で翅を高速振動させる。 機械的なバイブレーションとは異なり、生物特有の「不規則で、粘りつくような」高周波が、フジツボに削り取られた過敏な内壁を直接叩く。プラグの壁越しに伝わる数千の脚のカサカサとした接触音と、翅が空気を切り裂く微細な衝撃波。彼女の膣壁は、逃げ場のない異質のパルスによって強制的に「覚醒」させられ、支配層のモニターには、内壁が白く失血しながらも痙攣を繰り返す接写映像が映し出される。
フェーズ04:【第弐の楔:多足の苗床化(種子充填ウミムカデ・プラグ)】 「いやあああ! 中で、何かが這ってる……っ、噛まれてるぅぅ!!」 休む間もなく、第弐の楔が割り込まされる。内部は支配層の「種子」で満たされ、その中を体長30cmを超える**「オオムカデ」**が泳ぐように蠢いている。 ムカデはプラグの通気孔から、彼女の体温と粘膜の匂いを嗅ぎつけ、内壁を毒爪で執拗に突き刺し、自身を固定しようとする。プラグが侵入するたびに、種子の重厚な圧力が彼女の最深部を押し広げ、同時にムカデの千本の脚が粘膜の襞を逆なでするように掻き毟る。痛覚と圧迫感が混濁し、彼女の腹筋は異形の動きに合わせて不自然な隆起を見せ、彼女はもはや「人間」であることを忘れ、ただの「生命の器」として絶叫を繰り返す。
フェーズ05:【第参の楔:最終的な標本化(最終生体融合プラグ)】 「もう、私……わからない……。全部、溶けて、一つになっちゃう……あ、あああぁぁっ!!」 全プロトコルの終着点。これまでに放流された全異形の分泌液、そして支配層の種子を濃縮・ゲル化した**「最終生体融合プラグ」**が、すでに限界まで拡張されたその場所へ、容赦なく最深部まで圧入される。 このプラグは単なる挿入具ではない。内部に封入された「生体電位パルス」が作動した瞬間、足元のフジツボ、全身のタランチュラ、そして内部のムカデ。全ての異形の律動が、彼女の心拍と完全に同期(シンクロ)する。彼女の肢体は、自らの意思を離れ、異形の集合体として弓なりに反り返る。プラグの隙間から溢れ出すのは、彼女の自尊心が融解した結果としての分泌液。4Kマクロカメラは、彼女の聖域が完全に「異形の領土」として登記された瞬間を、数万の異形の脚と共に鮮明に描き出す。
第参章:【情報の隠蔽と残響】── 境界線で潰れた「美の抜け殻」
ショーの後、彼女の拘束は解かれ、表面的な洗浄が施される。だが、その内部構造は完全に書き換えられている。
彼女が鏡の前に立ち、モデルとしてのウォーキングを試みるたび、床の冷たさが「フジツボの殻」を、ブラジャーの締め付けが「タランチュラの脚」を、そして自身の吐息が「プラグの翅音」を再起動させる。 「……っ、ふ、あぁっ!!」 彼女は突然、華やかなランウェイの真ん中で崩れ落ち、自らの腹部を掻き毟りながら、あの地下の「汚濁のパルス」を求めて悶え狂う。
支配層は、その様子を中継映像で眺めながら、自分たちの「種子」と「異形」が、一人の美しい女性を、永遠に機能不全の「生きた標本」へと変容させた事実に、深く、静かに酔いしれるのだ。














