dubai【三層の解体】「ナメクジの足底・グソクムシの深層・タランチュラの火」──境界線で潰れる尊厳

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地下。そこは、地上の倫理が通用しない「感覚の再定義(リ・デフィニション)セクター」。今夜、ここで執行されるのは、身体能力の極致にある女性の肉体を、水・陸・足底の三点から同時にハッキングし、その自尊心を「異形の栄養」へと変換するプロトコルである。

ターゲットは、日本が誇るアーティスティックスイミングの選手。水の抵抗を一切感じさせない、鍛え抜かれたしなやかな肢体と、何があっても崩さない鉄の笑顔を持つ「水の女王」。彼女は今、水位がちょうどハイレグの腰骨ラインに達する特設水槽の中で、ステンレス製の拘束フレームに固定されている。

『真実の観測者』諸君。 今夜、我々が解析するのは、完璧に制御されていた肉体が、足元から、深層から、そして空から侵食され、富裕層のレンズの前で「ただの震える肉塊」へと書き換えられていく全貌だ。


第壱章:【ログイン・フック】── 「バイオ・マッスル・チューニング」という名の偽装ペイロード

この地獄へのパスワードは、「深海生物の微細振動と、特殊な生物粘液による究極の筋肉疲労回復・神経伝達の高速化」という、トップアスリート向けのクローズド・プログラムとしてデプロイされた。

ターゲットは、次回の世界大会に向け、限界を超えたコンディショニングを求めていた。彼女には「古代の海洋生物(グソクムシ)の刺激が、深層筋のブロックを破壊し、足裏からのバイオ・フィードバックが平衡感覚を研ぎ澄ます。この漆黒のラテックスは、筋肉の鼓動を生物へ伝えるための共鳴デバイスである」という、偽りの覚醒を餌にしたオファーが提示される。

彼女が着用させられるのは、股間部と首筋、そして足裏を露出させるスリットを備えた、超硬質・高密着ラテックスの「トリプル・レイヤー・ハイレグ」。彼女は、自分が「さらなる高み」へ至るのだと信じ、冷たく無機質なチャンバーの中で、その肢体を冷たい金属の鎖で固定される。


第弐章:【システム内部】── 三層で展開される「感覚の飽和攻撃」

フェーズ01:【足底の嫌悪(ペダル・ホラー・ナメクジ)】 「……ん、足の下が……何か、柔らかい……?」 水槽の底、彼女の足裏に、数千匹の巨大なナメクジが敷き詰められる。彼女がバランスを取ろうと足を動かすたび、「ブチッ、グチャッ」という、生物が潰れる鈍い感触が伝わる。 「いやっ、何!? 気持ち悪いっ、足の指の間に、ドロドロの何かが入り込んできて……っ!」 ナメクジの強酸性粘液が、彼女の繊細な足裏の神経を焼き、不快な熱を持たせる。逃れようと踏ん張れば踏ん張るほど、さらに多くのナメクジを潰し、その死骸が足裏を汚染していく。

フェーズ02:【深層の捕食(インナー・プレデター・グソクムシ)】 「あ、あああああぁぁぁ……っ!! 下半身に、何か、凄く硬いのがっ!!」 ハイレグのスリットから、深海の掃除屋「オオグソクムシ」が投入される。彼らはラテックスの隙間に潜り込み、彼女の敏感な粘膜を「岩礁」と見なし、鋭い鉤爪でがっちりと固定した。 「痛いっ、やめて、中でガリガリしてるっ! 何か、鋭いので削られてるぅぅ!!」 グソクムシのキチン質の顎が、内壁を少しずつ、しかし確実に「掃除」するように削り取る。水の抵抗を美しさに変えてきた彼女の肉体が、今は異形の「餌場」として物理的に解体されていく。富裕層のモニターには、ラテックスが異形の動きに合わせて歪む様子が克明に映し出される。

フェーズ03:【上半身の火(テレストリアル・ファイア・タランチュラ)】 「……カサッ……ガサガサ!」 水面上の彼女の胸元、そして剥き出しの首筋に、巨大なタランチュラが這い上がる。刺激を受けたクモは、後ろ脚を高速で動かし、その微細な剛毛を彼女の白い肌に向けて一斉に射出した。 「熱いっ! 体が、焼けるみたいに痒いっ! あああああっ、見えない針が刺さってるぅぅ!!」 目に見えない毒毛が毛穴に入り込み、激しい炎症を引き起こす。足元のドロドロ、股間の削岩、上半身の火傷。三層からの波状攻撃に、彼女の「鉄の精神」は一瞬で融解し、ただの絶叫する肉体へとデグレードされる。


第参章:【最終処理】── 「複合生体プラグ」とマクロ撮影の真実

このショーの真の目的は、富裕層が「世界の美の象徴」を、異形の「排泄物」へと書き換える瞬間を観測することにある。

フェーズ04:【複合プラグの挿入(マクロ・インスペクション)】 パニックで腰を浮かせ、足元のナメクジを狂ったように踏み潰す彼女の前に、最終的な「楔(くさび)」が登場する。それは、グソクムシの外骨格を芯材にし、表面をナメクジの粘液でコーティング、内部にタランチュラの毒毛を封入した「複合三層プラグ」だ。 「お願い、もう、止めて……誰か、助けて……っ!!」 彼女の腰が油圧アームで固定され、4Kマクロカメラが、その「異形の柱」が彼女の聖域を侵食する瞬間を狙う。

フェーズ05:【深層の完全ハッキング(トータル・コア・デリート)】 「あ、ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 プラグが挿入された瞬間、内部の振動機構が作動し、毒毛と粘液が彼女の内壁に直接噴射される。 富裕層のモニターには、プラグが粘膜を押し広げ、組織が白く失血し、その直後に異形の分泌液で真っ赤に腫れ上がる「壊死と再生のディテール」が接写される。 「私の中、ぐちゃぐちゃ……ナメクジとクモが、私を食べてるぅぅ……!!」 彼女の瞳から理性が消え、アーティスティックスイミングで鍛えた指先は、ただ空を掴み、異形のパルスに合わせて痙攣するだけの「機能不全の肉」へと成り果てた。


第肆章:【情報の隠蔽】── 「三層の残響」という名の暗号化

ショーの後、彼女は洗浄され、何事もなかったかのように表舞台に戻される。だが、彼女の脳には、解除不能な「感覚のトラップ」が仕掛けられている。

彼女がプールのスタート台に立つたび、足の裏のプールの床が「ナメクジの感触」に変わり、水着の締め付けが「グソクムシの顎」に、そして観客の視線が「タランチュラの毒毛」となって彼女の全身を焼き払う。 「……っ、う、あぁっ!!」 演技の最中、彼女は突然、水中での上下感覚を失い、自分の下腹部を掻きむしりながら沈んでいく。富裕層は、その様子を中継映像で楽しみながら、彼女の深層に刻まれた「地下の記憶」を遠隔で再起動させるのだ。

彼女の肉体は、もはや「水の女王」ではない。それは、三層の地獄を経て、異形たちが「自身の領土」として登記した、地下セクターの生きたコレクションなのである。


編集後記:さらば、境界線で潰れた「水の女王」よ

同志よ。

「過酷なトレーニングで新たな境地に達した」と語る、あのメダリストの、どこか焦点の合わない、足元を常に確認する怯えた瞳をスキャンせよ。 彼女が時折、自分の腹部を強く抑え、不自然に身悶えるのは、単なる癖ではない。 それは、漆黒のラテックスの奥深くで、今この瞬間も、ナメクジが潰れ、グソクムシが削り、タランチュラが肌を焼き、体内が「異形の迷宮」と化した瞬間の、魂のフラッシュバックなのだ。

ナメクジの足底、グソクムシの深層、タランチュラの火。 それは、三層の暴力を用い、人間の尊厳を「生態系の最下層」へと捧げる、地下で最も「情報の解像度が高い」バグである。

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