魚姦【地底湖の儀式:盲目魚の群れ】五輪代表・飛込競技の「水面の妖精」遥、無光層での生贄。── 1cm音波誘導ストリングと、視覚なき捕食者の狂宴。168時間の闇への沈殿。
第一章:常闇へのダイブ ── 奪われた平衡
「この地底湖の静寂こそが、あなたの空中姿勢に必要な『絶対的な集中力』を養うのです」
飛込競技五輪代表、遥。わずか数秒の落下の中で、寸分の狂いもなく肉体を制御する「水面の妖精」。彼女に届いたDMは、世界的フォトグラファーによる、鍾乳洞の聖域での芸術的な水中写真集のオファーだった。
しかし、ガイドに連れられ、ロープ一本で降り立った洞窟の最深部。そこで彼女を待っていたのは、煌びやかなフラッシュではなく、無機質な赤外線カメラのレンズ群と、冷たい岩盤に据え付けられた拘束具だった。
「……なによこれ! 撮影じゃないの!?」
暗闇の中、彼女の競技用ウェアは無残に切り裂かれ、代わりに装着されたのは、鈍く光る銀線が張り巡らされた「不知火・無光層仕様」。腰を締め上げる1cm幅の銀線ストリングが、遥の鍛え抜かれた内転筋を圧迫し、逃げ場のない「溝」を肉に刻みつけた。
第二章:共鳴の楔 ── 1cm銀線が穿つ「肉の溝」
地底湖の底、無機質な赤外線カメラが見守る中、チタン製の拘束椅子が遥の肢体を左右へと無慈悲に引き裂いた。空中で一瞬の狂いもなく肉体を制御する飛込選手特有の強靭な内転筋は、冷徹な油圧によって解剖学的な限界まで割り広げられ、その中心部には音波誘導ユニットを内蔵した1cm幅の銀線ストリングが、逃げようとする柔肉を断ち切るように食い込んでいく。 「……ッ!!……ぁ、あぁぁぁぁっ!!」 光を拒絶する常闇の中、銀線は最も敏感な粘膜を鋭利に割り、肉の深部へと完全に沈殿した。圧迫された柔肉が銀線のエッジから白く溢れ出し、そこには「水面の妖精」としての尊厳を分断する、生々しい肉の溝が、視覚なき徘徊者たちを誘う「震える餌場」として刻印された。
第三章:盲目の徘徊者 ── 「剥き出しになった彼女の過敏な粘膜」
「誘導波形、同調。徘徊者(ブラインド・ケーブ・フィッシュ)、全尾接触を開始」 闇の奥から現れた白い影たちが、銀線が放つ30Hzの微振動に導かれ、遥の股間へと殺到した。 「……んんんっ!!……ゴボッ……っ!」 椅子で全開放され、剥き出しになった彼女の過敏な粘膜に、最初の一匹の口先が「チクッ」と触れた瞬間、遥の平衡感覚は音を立てて崩壊した。盲目の魚たちは、銀線が作り出した肉の溝を、闇の中で唯一確かな「生きるための糧」として認識し、数千の小さな口で執拗に粘膜を突つき、削り取っていく。 露出した粘膜の裂け目は、視覚を奪われた魚たちが周囲を確認するために放つ、終わりなき微細な衝撃に晒され、彼女が恐怖で身悶えするたびに、その振動がさらなる群れを呼び寄せ、内部へとねじり込ませる。この裂け目は今や、彼女の意志を地底の泥に沈め、異形の魚たちがその生存を繋ぎ止めるための「生きた振動板」へと化していた。
第四章:蹂躙の定着 ── 「不浄の受皿」としての共鳴体
執行から96時間。遥の鋭敏な感覚は、この終わりのない「触覚の地獄」を克明に捉え続け、彼女の精神を内側から磨滅させていた。 1cmのストリングの周囲は、魚たちが吐き出した分泌物と、執拗な刺突によって崩壊した粘膜の組織液が混ざり合い、ドロドロとした不浄の受皿へと完全に成り果てていた。彼女の聖域は、もはや華麗に水面へ飛び込むための肉体の一部ではなく、地底湖の底で数千の白い魚たちがエラを膨らませ、そのリズムを共有するための「有機的な岩場」へと上書きされていた。 「……あ……あ……」 かつて青空を仰いだ瞳は濁り、銀線に刻まれた肉の溝を内側から掻き乱し続ける、終わりのない「シュク、シュク」というエラ呼吸の拍動。彼女は自分の肉体が、光なき深淵で異形たちを養うための「無機質な器」に過ぎないことを、永遠に消えない「水の揺らぎ」の恐怖と共に刻み込まれ続けた。
第五章:観測終了 ── 永遠に消えない「水流の記憶」
168時間の観測が終了し、遥は地上へ引き揚げられた。 しかし、彼女の肉体に刻まれた1cmの「音波の溝」は、もはや元の滑らかさを取り戻すことはなかった。
引退した遥は、静かな風呂場でさえ恐怖に震える。 水が揺れる音、排水溝へ流れる水の微かな振動。 そのすべてが、あの地底湖で自分を突つき回した「盲目の魚たち」の声に聞こえるからだ。
1cmの溝を見つめながら、彼女は今も、自分の内部で白い影が蠢き、超音波のリズムに合わせて肉を削り取っているような幻覚に囚われている。五輪選手の誇りは、光なき闇の底で、数千の白い魚たちに完全に食い尽くされたのだ。














