ドバイ案件 【追跡蹂躙・迷宮のミノタウロス】金メダル候補・遥香vs生体センサー捕食者──泥濘の迷宮を駆ける「1cmの標的」。限界まで食い込むハイレグと、闇より這い寄る多足類の産卵。
世界最高峰の陸上短距離選手・遥香を、全長2kmの地下迷宮「タウロスの胃袋」に放流。フェロモン追跡機能を持つ多足型ロボットと飢えた水生ムカデが彼女を追う。逃走の衝撃で1cmの聖域に食い込む衣装、そして行き止まりの「産卵沼」で待ち受ける非人間化の終焉。
第壱章:【オファー ── 砂漠の「超音速プロモーション」】
2026年6月。100m走でアジア新記録を塗り替え、「トラックの妖精」と謳われる遥香の元に、ドバイの巨大スポーツテック企業から異例のオファーが届いた。 「我々は地下に、空気抵抗を極限まで排除した『真空に近い超高速走行レーン』を建設した。ここで貴女の最高速度を計測し、次世代のスポーツウェアのプロモーションビデオを撮影したい」
報酬はアスリートとしての生涯賃金を上回り、さらに彼女のトレーニング拠点をドバイに移設する権利も付帯していた。遥香は、五輪直前の最終調整として、この「極限の環境」に挑むことを決意する。
用意されたウェアは、極細のバイオ繊維で編まれた**「Aero-Vesta 01」**。陸上競技用をさらに過激に改造したハイレグ仕様で、脚の可動域を最大化するためにクロッチ幅はわずか1cm。 「……これ、少し食い込みが激しすぎませんか?」 「空気抵抗を計算した結果です。その1cmが、貴女を世界最速にする」 スタッフの無機質な言葉を信じ、彼女は地下迷宮の入り口へと足を踏み入れた。
第弐章:【登場 ── 迷宮のスタートラインと「1cmの違和感」】
地下1,800メートル。漆黒の壁がどこまでも続く、巨大な回廊。 遥香がスタートラインに立った瞬間、背後の重厚な防壁が爆音と共に閉鎖された。 「えっ、何……? 撮影は?」 困惑する彼女の耳に、迷宮全体のスピーカーから冷徹な声が響く。
「プロトコル『ミノタウロス』起動。ターゲット:遥香。300秒後に背後より『追跡者』を放出します。迷宮の出口に到達すれば貴女の勝ち、追いつかれれば『供給源』となります」
【登場シーンの描写】 スタートの合図と共に、遥香は本能的に駆け出した。時速30kmを超える爆発的な加速。しかし、その一歩ごとに、特注の1cmストリングが彼女の過敏な粘膜を鋭く切り裂くように食い込む。 「……っ! 痛い……何これ、走るたびに、中まで入ってくる……!」 陸上選手の強靭な内転筋が動くたび、1cmの境界線は左右に激しく擦れ、摩擦熱でピンク色の粘膜が赤く腫れ上がっていく。しかし、止まることは許されない。背後からは、カチカチと節足動物がコンクリートを叩くような、不気味な機械音が近づいていた。
第参章:【追跡 ── 泥濘(泥濘)のトラップと「多足類の接触」】
迷宮の中間地点。突如、足元が乾燥したアスファルトから、生温かい泥が溜まった「人工沼地」へと変化した。 「嫌……、泥!? 滑る……っ!」 加速を殺された遥香の足首に、泥の中から飛び出した**「水生オオムカデ」**の集団が取り付く。
【クロッチ部分の精緻な描写】 遥香が泥の中でもがくたびに、1cmのオープンクロッチ部分は完全に泥水に浸かり、隙間から「泥炭」と「捕食者の気配」が侵入する。 泥から這い上がった一匹のムカデが、彼女の太腿を駆け上がり、1cmのメタリックストリングの縁に触れた。 「やだ、何かが……股の間にっ! 来ないで!!」 ムカデは、遥香の激しい呼吸と体温を感知し、唯一の「熱源の穴」である聖域へと頭部をねじ込む。 アスリートの鍛え抜かれた筋肉に、ムカデの冷たい足が突き刺さる。1cmの糸は泥を吸って重くなり、彼女が足を広げるたびに、ムカデの節だらけの体をより深く、粘膜の奥へと引き込み、ギチギチと音を立てて肉を蹂躙する。
第肆章:【絶望 ── デッドエンドの「産卵祭壇」】
迷宮の最深部。遥香がたどり着いたのは、出口ではなく、壁一面に「産卵管」が備え付けられた行き止まりの円形部屋だった。 「嘘……出口がない……」 背後からは、追跡者である多足型ロボットが到着。それは生物ではなく、巨大な「ムカデを搬送する機械」だった。ロボットのアームが、疲弊した遥香の四肢を捕らえ、壁に設けられた「泥が溢れる穴」の前に彼女を垂直固定した。
【穿刺蹂躙の描写】 「パニックレベル:最大。産卵フェーズへ移行」 壁の穴から、泥にまみれた巨大なムカデたちが一斉に這い出し、固定された遥香の「1cmの聖域」へと殺到する。 「あああああぁぁ!! 嫌、止めて! 私の中に、入れないで!!」 ムカデの鋭利な産卵管が、遥香の強靭な粘膜を物理的に貫通し、筋肉の繊維の間に数千の卵を打ち込んでいく。 1cmの境界線は、もはやアスリートの美しさを保っていない。内側から卵で膨れ上がり、肉を突き破ってムカデの幼生が蠢き始める。彼女の「金メダルを狙う脚」は、今や「異形を育てるための培地」として固定された。
第伍章:【終焉 ── 泥に溶ける金メダリスト】
執行168時間後。 迷宮の全域が泥水で満たされ、遥香の姿は完全に消失した。 観測カメラに映るのは、泥の中から突き出た、ピクピクと痙攣する彼女の右足と、その指先に絡みつく無数のムカデの影。
彼女の1cmの聖域は、沼地の底で「巨大な孵化場」となり、かつてのトップアスリートとしての自尊心は、泥を吸い込むたびに上がる気泡と共に、完全に液状化して消え去った。
【観測終了:検体・遥香。迷宮追跡プロトコル、完了。】













